みなさんもうすぐゴールデンウィークですね!!
「10連休はうれしいけれど前後の仕事がとにかく忙しい」と患者さんからお聞きしました。日本人的な考えかもしれませんが、あまり長く休むとどこかにしわ寄せがきますよね。
ゴールデンウィーク中、いち鍼灸整骨院は予約制で営業していますのでお困りの際はぜひお電話くださいね(^_^)
さて今日は「アルントシュルツの法則」をご紹介します。
治療の世界では誰しもが一度は聞いたことがある法則です。
アルントシュルツの法則とは、強度の異なる刺激によって生体反応も変化すること。例えば、
弱い刺激は組織の働きを目覚めさせ、
中くらいの刺激は組織の働きを高め、
強い刺激は組織の働きを抑制し、
非常に強い刺激は組織の働きを静止させてしまうこと。
いい方を少し変えると
弱い刺激は神経や筋肉を活性化させて、中くらいの刺激は神経や筋肉が働くように促します。そして、強い刺激は神経・筋肉の働きを抑えて、最も強い刺激が加わると働くのをやめてしまうということです。
強いマッサージをうけた経験がある方はわかりやすいと思いますが、肩のマッサージの後、自分で肩に触れると感覚が鈍く感じた経験はないですか?
それは神経や筋肉の働きが抑えられてなったことなんです。
僕が行う施術で刺激が弱いものを多く取り入れているのは神経や筋肉の働きを正常化させてうまく動かせる体にしていくことを狙ってのものですが、ただ、強い刺激はダメということではなくて、強い痛みが体にある時は強い刺激を体に入れて神経や筋肉の働きを鎮静させるのはアリだと考えています。(単純に筋肉を強い力で揉むのはおすすめしません)
この法則はみんなに当てはまるもので、とにかく強い刺激でないと満足できないという方もいますが、本当に体の事を考えるのであれば弱・中刺激でやってあげる方が体が喜ぶのでは?と思っていて、赤ちゃんや子どもでも受けられる施術というのが安全で自然な方法だと思います。
考え方はそれぞれあるので一概にはいえませんが、こういった法則があって自分にはどんな刺激が最適なのか一度考えていただいてもいいかなと思います。