いつもブログを見ていただきありがとうございます。
患者さんからの質問がありましたのでみなさんにも知っていただきたいと思います。
その質問とは・・・
「膝にヒアルロン酸を打つのって必要ですか?」
僕の回答
「必要でないと思います。それよりもしてほしいことが山ほどあります(笑)」
まず、整形外科の先生の考える治療が悪いとは思っていません。
事実として軽度の炎症であればヒアルロン酸が有効な場合があるという研究結果をみたことがあります。
しかし、患者さんの事を想って治療するのであれば関節への対処を優先するのではなく、筋肉やその他の部分に対しての処置をするのが普通ではないかと考えます。
というのも、みなさんは痛みを感じてクリニックや病院にいくのですが、いきなり関節が痛んだり悪化したわけではないと思います(交通事故・スポーツなどによるケガを除いて)。
その前段階として、筋肉の張りやコリ、あるいは重たい・だるいなど感じていたはずです。
ということは、関節だけでなく筋肉にも関節を悪化させる原因があるのではないか?と考えませんか??
そう考えると、関節にヒアルロン酸をいれるのが効果的なのか疑問に思います。
もっと筋肉の硬さ、膝関節・股関節・足首・腰・・・いろいろなところを診ることが必要だと感じます!
筋肉を触って、可動域を確認してそれでも関節に対しての治療としてヒアルロン酸を選択していくのはアリだと思いますが、流れ作業のように「膝がいたいんやね→ヒアルロン酸うっとこかー」では膝関節が良くなるとは思えません。
少し熱くなりました(笑)
すごくお医者さんを信頼している方にとってはイヤな思いをさせてしまったかもしれませんが、僕は現実主義なところもあるのでご了承ください。
僕たち整体・鍼灸業界の方の中には、西洋医学を否定する先生もいます。僕は客観的にみて必要な治療は尊重しますが、なんとなく受けている治療とかなんとなく飲む薬が嫌いなので、ブログに書いてみました。
ヒアルロン酸が好きな方は打っていいと思います。でも、打って治療が終わりではないというのを理解してくださいね(^◇^)
体質改善・食事改善・運動を取り入れるなどなど、体を良くしていくためには体のために総力をあげて取り組んでいく必要があります。
小さなことからコツコツと!
どんな治療もそうですが、なぜこの治療が自分には必要なのか?一度考えてみてはいかがでしょうか?
いろんな人に必要とされて、改善の道を提案できるように研鑽しますので、お困りの方は悩まずに僕に聞いていただければと思います。
※最近、理念が浮かんできました。
「良くなることに全力を!できることはたくさんある。やってみよう!!」
何事にもこの精神でがんばります!!!