いつもブログを見ていただきありがとうございます。
昨日の雨とはうってかわっていい天気になりましたね。
大晦日まであと1週間、こんな天気ばかりだったらいいのになぁと思ってしまいます。
さて、今日は患者さんが最近足の運びが悪い気がするとおっしゃっていまして施術後アドバイスさせていただいたことを書いていきます。
まず足運びが悪いのはいろいろな要素が考えられます。
筋肉の張り、関節の変形、筋肉の弱化・・・など
その中で今日の患者さんに当てはまったのは「肩甲骨の動きの少なさ」です。つまりは、肩甲骨の柔軟な動きができておらず腰・足のつながりに影響をうけ足運びの悪さとなっていました。
どこでその判断をしたのかというと、歩行時に左手の動きは正常であるのに右手の動きは体に沿わせたまま動かさずに歩行を行っていたからです。
歩行中、左右対称とまではいかなくても腕は自然にふられています。そして右手の時は左足が、左手の時は右足がでるというように対角に体を動かしています。
この患者さんの場合、左足がうまく動かない状態で右手の動きも少なくなっていましたので、単純な左足の障害があるというよりは右手・右肩甲骨で上半身の動きを止めてしまっているために左足がさらに動きにくい状態になっていたと考えられます。
みなさんは痛みがあるところ、違和感があるところだけが悪くなっているとおもいこんでしまいます。しかし、体には動かし方やつながりがありますので必ずしも痛み・違和感があるところが悪いわけではありません。今回のように、足のことでも肩甲骨からくることもあります。
動きに関しては、無意識に行っていることなので悪い動きをしても自分で実感することは困難ですが客観的にみてもらうと「はっ」と気が付いたりします。
体をよりよくするために当院ではみなさんの小さな変化にも注目しています。
やりにくいことなどありましたら気軽に聞いてくださいね。それが治療のヒントになりますので(^^)