過呼吸は過呼吸症候群と言われ、不安や緊張、恐怖、疲れ、興奮などをきっかけとして引き起こされます。
本来「呼吸」と呼ばれる活動は、脳の中に位置する「呼吸中枢」によって厳格に制御されています。これにより、血液中の酸素や二酸化炭素、血液のpHなどをもとに、呼吸を増やすべきか減らすべきかが判断されます。そのため、自分の意識とは関係なく呼吸が正常に執り行われています。
しかし、不安や緊張などの要因が存在すると、「呼吸中枢」での自発的な呼吸制御がうまく行われなくなり、呼吸回数が増加する過呼吸症候群が引き起こされると考えられています。
(medical noteより引用)
ざっくりとですが、呼吸中枢が不安定になり多くの場合で、自発的に息を吸うことはできるが吐くことが難しくなります。
やはり過呼吸になってしまうと対処の方法は限られますので、考え方としては過呼吸にならないようにするにはどうするかということが大切です。
過去に過呼吸になった直後の方の体を施術したことがありますが、すごいことになっていました。
すごいとは、緊張状態が強く、体に柔らかさや余裕がなく筋肉が固くなっていました。
先程も書いていたように、過呼吸は強い不安や緊張、疲労などが引き金になりますが、それ以前に体が悪くなりすぎていつでも過呼吸が起こりやすい状態になっています。
ここから少し専門的な話になりますが、呼吸がしにくいということは、姿勢が悪くなり、本来スムーズに動いている肋骨や横隔膜が固くなっています。
そうなると、体が本来欲している酸素が運ばれず、自律神経が呼吸を多くするように働き、その状態が続くと自律神経のバランスまで崩れてしまい、いつまでたっても緊張や疲労が抜けない悪循環がうまれます。
過呼吸というのは、一つの症状ですが、深掘りしていくと体の機能がうまく働いていないことがわかります。
何もしないで症状が落ち着くことを待つ方法もありますが、体が動かせるのであれば、ヨガやウォーキングをセルフケアに取り入れてみることもオススメですし、整体によって、肋骨や横隔膜・姿勢にアプローチして改善することも多々あります。
理想的には、整体によって動かしやすい体を作って、さらにセルフケアが1番の方法だと考えます。
原因とされる不安や緊張も体が引き起こしてるかも
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