顔面神経麻痺とは
顔面神経麻痺とは、顔面の表情筋(表情を作る筋肉)を支配する顔面神経が麻痺し、顔面の動きが悪くなる病気のことです。
人間の複雑な表情は約20種類ある表情筋によって作られ、各筋肉が個別に動くように指令を送っているのが顔面神経です。顔面神経は脳から出て側頭骨内という耳の後ろの骨の中を通り、耳の下から出てきて枝分かれしながら各表情筋に分布しています。
この顔面神経経路のどこかが障害されると表情筋の動きが悪くなり、まぶたが閉じない、食べ物が口からこぼれ落ちるなどの症状が現れます。
治療は急性期では、ステロイド剤や抗ウィルス薬などによる薬物療法が中心ですが、それ以降は表情筋をほぐすことを目的に整体や鍼を行います。
もちろん自分でのリハビリも必要ですが、筋肉に適切な刺激を与えるのは難しいものです。
鍼治療もかなり効果が高い施術ですのでチャレンジしてみましょう!
無理なことはせず、体が良くなりたいと願う方向に体を向けていきましょうね(^_^)