常日頃から患者さんの疑問をいただいていますので、その一つにいち鍼灸整骨院なりの答えをお伝えします。
まず患者さんの症状の一つに
「のどが詰まっているような感覚がある、胃がむかむかしたような感じがある、吐き気がある、胸が圧迫した感覚があるが胃の検査をしても異常がなく、胃薬を飲んでも解消しない」
ということがありました。
こういうご相談の時は、病気がないのか?を医療機関を受診してもらい医師が内科的に異常がないと判断したものが鍼灸や整体の対象になります。
内科的に異常がないと判断されたものの多くは自律神経が関わっています。
西洋医学で「ヒステリー球」「咽喉頭異常感」
東洋医学で「梅核気」
と呼ばれていて、自律神経がうまく機能していないことが考えられます。
病院やクリニックでは安定剤などの薬を処方し経過をうかがいます。
当院では
これまでの経験により、自律神経の中枢がある首、また多くの方に感じられる肩コリ・背中のコリを重点的に緩め自律神経にアプローチしていきます。
時には、頭に触れたり骨盤を調整したりすることで自律神経や脳脊髄液・血流を正常化する方法もとっていきます。
鍼での施術も首・背中・胸部を中心に進めますが、鍼施術を必ずするということではありません。刺激方法、アプローチ法を総合的に判断します。もちろん患者さんの意思も大いにくみます(笑)
異常な感覚を早期に改善させることで後々の症状も軽減できますので「私(僕)はこの症状かも!?」と感じた方は一度ご相談ください。
ヒステリー球・梅核気の症状は、命に関わる病気につながるものではありません。しかし、異常感を感じている患者さんにとってはかなりつらいものがあります。
何かわからないけど違和感がある、、、
これだけでも不安になってしまいます。
その不安を徐々にとっていけるのが整体であり鍼であると考えています。
体を良くすることに目を向けてみてはいかがでしょうか?