セミナーで得た知識をみなさんにお伝えします。
女性の方は必見です!!
男性も女性の悩みを知る機会ですので知っていて損はありませんよ(^^♪
タイトルにあるようにリラキシンというホルモン知っていますか?
リラキシンは関節を緩める作用があります。
特に、恥骨結合という骨盤の中でも骨と骨をつないでいる部分と骨盤周辺の靭帯を緩めます。
このホルモンの活躍で出産時に骨盤が緩むことによって頭の大きさが10㎝くらいあるお腹の赤ちゃんが産道を通って体の外にでてくることができるのです。
では、リラキシンはいつからいつまで分泌されるのでしょう?
結論としては生理前と妊娠してから出産後2~3日までです。
逆に妊娠していない女性の場合、生理直前以外はリラキシンは分泌されませんが、生理中にリラキシンが分泌されることで骨盤が開き、生理時に出てくる血液がうまく排出されやすくなります。
骨盤が開いた方が開かないより血液が排出されやすいのは
なんとなくわかっていただけるでしょうか。
リラキシンは生理や妊娠・出産に関係しているホルモンということですね。
そして、これらがリラキシンのメリットですね。
メリットがあればデメリットもあります。
リラキシンが分泌されると骨盤が開くわけです。
ただ、骨盤は人間が二足歩行で立って歩くときの支えにもなっています。
なのに骨盤が緩むために、周りの筋肉で立つことを支えることになるわけです。
骨盤周辺の筋肉に力が入り、腰に負担がかかってしまいます。
その結果、腰痛や股関節痛になってしまうのです。
残念なことに出産を終えて開いた骨盤は元の形には戻りません。
開いたまま硬くなってしまうのです。
帝王切開の場合でも出産の仕方が違うだけで約10カ月の間、胎児を支えていた骨盤にはかわりないので同様です。
ではどれくらいで骨盤が固まってくるのかというと
個人差はありますがだいたい1年かけて固くなります。
ですから、ここが骨盤を整えるチャンスとなります。
今日はあまり知られていないホルモンについてのお話でしたが
ほかにも疑問がありましたら遠慮なくお問い合わせください(^_^)
いち鍼灸整骨院
院長 市川智樹