みなさんオリンピック見ていますか?

感動や悔しさがダイレクトに伝わってきますし、選手のこれまでの歩みを知っていくと心にグッとくるものがありますよね。

また、職業柄で選手の姿勢や筋肉のつき方をみてしまうのでテレビでの姿やトレーニング風景は参考になります。

大活躍の女子スピードスケートの選手の筋肉についてふれたいと思います。

彼女たちは競技中、体に受ける空気抵抗を極限まで少なくするため上下の動きをほぼしないように前傾姿勢を保っています。あれだけ前傾姿勢をとっても立っている姿勢や歩いている様子は猫背や反り腰ではなく理想的に見えます。

それはなぜか?

普通すこしでも前傾姿勢になると太ももの前の筋肉である大腿四頭筋という筋肉が突っ張ってしまうのですが、彼女たちは太もも裏のハムストリングという筋肉を使うことで骨盤にかかる負担を減らしています。

そして、他にも骨盤を安定させるためにお腹や背中の筋肉を働かせることで体にかかる負担を分散させているのです。

一ヶ所に負担が集中すると、体はバランスを崩し姿勢を変えケガの原因になったりします。

アスリートは普段から体を鍛えてメンテナンスも常に行っていますが、一般人は体を動かす機会が少なく同じ姿勢をとりがちなため使われる筋肉が集中し負担のかかり方に偏りができるので姿勢が悪くなってきます。

姿勢を直したい方は同じ姿勢をとりすぎないように工夫するかウォーキングなどで体を動かす必要があります。

オリンピックを機に姿勢を見直して運動してみるのはいかがでしょうか!

きっと嬉しい効果がでてきますよ(^_^)