暑い日が続きますね(*_*)
整骨院の前に水を撒いてもすぐに乾いてしまいます(暑すぎる)
さて、70代の方で太ももの裏の痛みを訴えて来院された方のお話です。
この方は、立ち上がった時に縮んだ太ももの筋肉が「グーッ」と伸ばされるような感覚があり、突っ張るような痛みを2週間ほど抱えていたそうです。
検査をすると、立ち上がる時にだけ痛みを感じ、寝て足を曲げても全く痛くないという感じでした。
結論から言いますと、この方は太ももの裏の筋肉が硬くなってはいるものの、痛みをだしている原因となっている筋肉は太ももの前の筋肉の緊張でした。
裏が痛いのに前?と思った方は多いのではないでしょうか?
実は、ここがすごく大事なポイントなんです。
この方は、以前に膝を悪くしてから、膝関節をうまく動かすことができていなくて、そのまま過ごしているうちに、つま先に体重がかかりすぎてしまい太ももの前の筋肉に負担をかけていました。
そこでなにが起こったかというと、膝の曲げ伸ばしを行う時に、太ももの前の筋肉が緊張して伸び縮みができないことによって太もも裏の筋肉の運動を制限していたんですね。
施術は、太ももの前の筋肉を緩めて、力を発揮できるようにして、足全体の筋肉をうまく使えるようにすることでバッチリ太もも裏の筋肉の痛みは解消できました。(後日、施術以来痛みはないとのことでした(^-^))
患者さんは痛い場所をどうにかしようと来院されます。最近、特に思うのは、痛みのあるところに本当の原因はない場合が多いということですね。
ストレッチなどのセルフケアも 痛い場所だけにこだわらないで、痛い場所の周辺も観察してみるといい結果がでますよ。