【脊柱管狭窄症】歩くのがつらい方へ。整体でできる根本ケアとは
膝や腰の痛みに加えて「少し歩くと脚が重く感じる」「立っていられないくらい違和感が出る」…そんな「歩行がつらい」症状でお悩みの方に、脊柱管狭窄症(以下「狭窄症」)の“根本ケア”をご紹介します。あきらめるのはまだ早いですよ。
①狭窄症って何?歩くたびに脚に出る「重さ・しびれ」の原因
狭窄症とは、背骨の中の神経や神経根が通るスペース(脊柱管)が狭くなることで、神経が圧迫・刺激を受け、脚やお尻に痛み・しびれ・重だるさが出る状態です。

特に「歩く・立つ」といった動作で悪化し、「前かがみになると楽」「座ると脚がラクになる」という特徴があります。 
つまり、ただ「歳だから痛む」というだけでなく、神経の通り・体の使い方・筋肉の働きという3つの視点がとても大切です。
②整体でアプローチできる“3つの根本ケア”
(A)神経の通り道を整える
体の構造が変化しても、神経の通り道を整えることで「脚に行く信号」がスムーズになり、歩行時の重だるさやしびれを軽くできるケースがあります。
狭窄症では「歩くと脚が急に重くなる」ことが、神経に負荷がかかっているサインです。
当院では、強く押したり揉んだりするだけではなく、神経整体の手法で「骨盤・腰・脚に繋がる神経の連動性」を整え、歩行に必要な“準備状態”を作ります。
(B)歩き方・姿勢のクセを変える
歩く姿勢や立ち方にクセがあると、狭窄症の神経圧迫を助長してしまいます。
例えば「反り腰」「腰をそらして歩く」「膝を曲げたまま降りる」「片足に体重をかけがち」といった使い方です。
研究でも、狭窄症の方は歩行中に姿勢を前かがみにして、神経にかかる負荷を軽くしようと無意識で動いていることが報告されています。 
整体では、
• 立ち上がる・歩き出す時の体重移動
• 歩幅・足の着地位置
• お尻・太ももの裏(ハムストリングス)・ふくらはぎの連動
に着目し、無理なく歩ける体の使い方を身につけていきます。
(C)脚まわり・体幹のサポート強化+ケア
神経が整い、歩き方が変わったら、次は“脚・お尻・体幹”の筋肉をサポートしていきます。
狭窄症では脚のだるさとともに、筋肉が使いづらくなることで歩行力が低下します。 
当院では「椅子スクワット」「ふくらはぎ・お尻のストレッチ」「片足立ちバランス」などを日常に取り入れて頂きます。
さらに、歩く距離・休憩の取り方・靴の選び方など“歩ける環境”にも注目しています。
✅メリットと⚠デメリットを正しく知りましょう
メリット
• 構造的な変化があっても、神経・使い方・筋肉という3方向から整えることで、歩行の負担を確実に軽くできます。
• 手術・薬・長期間の固定だけに頼らず、整体院で日常を変えることが可能です。
• 当院が「強く押さない」「神経にアプローチ」という特色を持つため、ご高齢の方や繰り返す脚の重さを抱える方にも取り組みやすいです。
デメリット・注意点
• 完全に“元の体に戻る”わけではなく、あくまで「痛み・重さ・歩行しづらさを軽くし、動ける範囲を広げる」ことが目標です。
• 構造変化(骨の変形・狭窄)そのものを整体で完全に修復することはできません。手術が必要なケースもあります。 
• 効果が出るまでには継続と時間が必要です。歩けるようになるまでのステップを焦らず、自分の体と向き合うことが大切です。
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歩くのがつらい――そんな狭窄症の「もう歩けないかも」という不安を、整体を通して少しずつ軽くしていきませんか?
和歌山市・加太で「神経を整える整体」を行う当院では、あなたの“もう一歩”を全力で応援いたします。気になる方はどうぞお気軽にご相談くださいね。







