膝が痛くても正座する方法

〜あきらめる前に、ちょっとした工夫を〜

「正座したいけど、膝が痛くてできない…」
「親戚の集まりや法事で、どうしても正座しなきゃいけない場面がある…」

変形性膝関節症の方にとって、正座はとてもつらい姿勢のひとつです。

膝を深く曲げることで関節に大きな負担がかかり、痛みを感じやすくなってしまうため、無理に正座をしようとすると状態が悪化することもあります。

ですが、ちょっとした工夫をすることで、「膝を痛めずに、正座に近い姿勢をとる」ことは可能です。

ポイント①:正座補助クッションを使う
最近は、正座が苦手な方向けに「正座補助クッション」や「膝にやさしい座椅子」が市販されています。

これを使えば、膝の曲げ角度を浅く保ちながら、見た目には正座に近い姿勢が取れるので、膝の負担がかなり軽減されます。

高さのあるクッションを膝裏に入れるだけでも、膝を深く曲げすぎずに座ることができますよ。

ポイント②:和式ではなく洋式の場を選ぶ工夫を
可能であれば、あらかじめ椅子の用意ができるかを確認しておくのもひとつの方法です。

たとえば法事や会合の席などでは、「膝が悪くて正座が難しい」と事前に伝えれば、椅子席にしてもらえる場合もあります。

周囲の理解を得ることも、体を守る大切な方法です。

ポイント③:どうしても正座するなら短時間+前もって温める

どうしても正座をしなければならない場面では、無理をしないことが最も重要です。

短時間で済ませるよう心がけ、座る前には膝を温めたり、軽くストレッチをしておくと、動きやすくなります。

立ち上がるときは、ゆっくりと、手をついて体を支えながら行いましょう。

まとめ
正座は、膝に大きな負担がかかる姿勢です。
でも、「できない」とあきらめずに、補助具や周囲の配慮、姿勢の工夫を取り入れれば、痛みを少なく、見た目にも自然な座り方ができます。

無理をせず、自分の体と相談しながら、できる範囲で工夫していきましょう。
膝を守ることは、これからの生活をラクにする第一歩です。

#変形性膝関節症 #膝痛 #和歌山市整体 #和歌山整骨院 #和歌山市

いち鍼灸整骨院
所在地 和歌山県和歌山市加太1086-23
電話番号 073-488-6550
公式LINE https://lin.ee/ajv0pEA