12月に入ると「朝だけ腰が痛い」「起き上がる時に腰が固まっているように感じる」という相談が和歌山市でも一気に増えてきます。
日中は動けるのに、朝だけ痛みが強い。この特徴には、冬特有の体の変化が大きく関わっています。
まず知っておきたいのは、冬の朝の腰痛は「筋肉の硬さ」よりも「神経の反応の鈍さ」が原因になっているケースが多いということです。
筋肉が冷えて硬くなるという説明はよく聞きますが、実は体温の低下で影響を受けるのは神経の働きです。
神経は温度に敏感で、寒さによって伝達速度がわずかに低下します。その結果、腰まわりの姿勢や力加減のコントロールが乱れ、朝に痛みが出やすくなるのです。
特に12月は、睡眠中の布団から出る瞬間に体温が下がりやすく、自律神経の切り替えがうまくいかない方ほど腰に負担が出やすくなります。
いち鍼灸整骨院でも「朝起きる瞬間が一番つらい」という声が増える時期です。
では、どんな人が冬に痛みが出やすいのでしょうか。特徴は三つあります。
一つ目は、寝返りが少ない人。寝返りは夜間の循環を保つための“自然なメンテナンス”ですが、少ないと腰まわりの血流が停滞しやすくなります。
二つ目は、起き上がりの姿勢が固定されている人。朝起きる時に腹筋を使わず、反動で体を起こすクセがあると、冷えている腰に一気に負担がかかります。
三つ目は、冬になると動く量が減る人。12月は家事も増えますが、外の寒さを避けるために運動量は落ちがちです。
筋肉よりも、神経系が「急に動かされる負担」に耐えられず痛みを出すパターンが増えます。
ここからは、朝の腰痛をやわらげるための簡単なセルフケアをご紹介します。
まず一つ目は、「布団の中でできる腰のスイッチ入れ」。仰向けのまま膝を立て、左右にゆっくり倒すだけの動きです。
これだけで腰の神経が目覚め、動き始めがスムーズになります。
二つ目は、「起き上がる前に深呼吸を3回」。
寝起きは呼吸が浅く、自律神経が切り替わりにくい状態です。
深呼吸で胸郭が動き、自律神経のスイッチが入り、腰周りへの負担が軽くなります。
三つ目は、「横向きから起きる」。
冬の朝に腰痛がある方は、仰向けから一気に起きる動きがもっとも危険です。
一度横向きになり、腕の力を使って起きるだけで腰の負担は大きく減ります。
もし痛みが続く場合は、神経の働きを整える専門的な施術が必要です。
腰の筋肉だけを揉んでも改善しにくいのは、冬の腰痛が“神経の働き”と深く関わっているためです。
和歌山市加太にあるいち鍼灸整骨院では、神経の反応を正常化させる整体を行い、冬に悪化しやすい腰の症状に対応しています。
12月の朝の腰痛は、放っておくとぎっくり腰の前兆になることもあります。
小さな違和感のうちに整えておくことで、年末を快適に過ごすことができます。痛みが気になる方は、ぜひ早めにご相談ください。







